誰にも教えたくないレコードを聴く

アマチュア・オーケストラでヴィオラを弾いています。 過ぎ去りし日、森の中でクナッパーツブッシュのブルックナーの「ロマンティック」交響曲を聴いてこの世界に入りました。一曲を徹底的に聴き比べます。

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リタ・シュトライヒ嬢36歳の記録。
モーツアルト生誕200年のメモリアル・イヤーに
ザルツブルクで行われた演奏会の実況である。


OEHMS OC578
ザルツブルク音楽祭1956年
モーツアルト・マチネー
モーツアルト:コンサートアリアK.383 ”Nehmt Meinen Dank”
リタ・シュトライヒ(s)
ベルンハルト・パウムガルトナー指揮
ザルツブルク・モーツアルテウム管弦楽団
1956年8月19日ライヴ
(4分30秒)
+「牧人の王」序曲、ピアノ協奏曲第22番(アンダ)、交響曲第31番「パリ」、
コンサートアリアK.583,419


実況の熱気が有効なオペラ全曲と違って、
アリア単独の場合、音楽のみに専念できるスタジオ・レコーディングが
有利であり、2年後のDGG録音の優位は動かない。
歌の入りの部分などにかなりの気負いが感じられたり、
呼吸不足で4分音符が短くなってしまったりしている。

ただ、今は聞かれなくなってしまった、
かわいい声のコロラトゥーラ・ソプラノ、
シュトライヒ嬢の若々しさは魅力である。
ライヴならではで、フェルマータの前後でテンポを落とし、
スタジオ盤より表情が濃い。
最後のフェルマータは余韻を特に長く伸ばし、
次の音に間を開けずに入り聴衆を惹きつけている。
全体のテンポも、スタジオ盤よりかなり遅めである。

モーツアルトを弾かせたら誰よりも味わい深いゲザ・アンダの弾く
K.482や華やかな「パリ」交響曲など、
非常に魅力的なプログラムだと思う。

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