誰にも教えたくないレコードを聴く

アマチュア・オーケストラでヴィオラを弾いています。 過ぎ去りし日、森の中でクナッパーツブッシュのブルックナーの「ロマンティック」交響曲を聴いてこの世界に入りました。一曲を徹底的に聴き比べます。

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


「プラハ」というニックネームをもつ、モーツァルトの交響曲第38番ニ長調KV504。
1787年1月19日にプラハ(オペラ「フィガロの結婚」を上演した。)にて初演された。
[編成] 2Fl,2Ob,2Fg,2Hr,2Tp,Timp,弦5部

この交響曲にはメヌエット楽章が欠けているが、理由は不明でモーツァルトの謎のひとつになっている。

第1楽章 Adagio-Allegro 4/4拍子 ニ長調 序奏つきソナタ形式。
第2楽章 Andante ト長調 6/8拍子。ソナタ形式。
第3楽章 Finale (Presto) ニ長調 2/4拍子。ロンド・ソナタ形式。

「フィガロの結婚」との関連は・・・
・第1楽章第1主題の対旋律が、フィガロのアリア「もう飛ぶまいぞこの蝶々」からとられている。
・第1楽章第2主題でスザンナのアリア「膝をついて」が使われている。
・第3楽章第1主題の旋律がスザンナとケルビーノの二重唱「早く開けて」に似ている。

ワルター、シューリヒトからブリュッヘン、鈴木秀美に至るまで聴くべき演奏は多い。
さあ、私のモーツァルトはどこにいるのだろう?


米HMV LHMV-1064
モーツァルト:交響曲第38番ニ長調KV504「プラハ」
ヴィットリオ・グイ指揮
グラインドボーン音楽祭管弦楽団
+ハイドン:交響曲第60番ハ長調「うつけ者」


さすが、グラインドボーンでモーツァルトのオペラ上演を手掛けてきたグイ。
変幻自在の楽しい演奏を聴かせる。
古典派ならではの様式感は必要だが、この演奏のように
絶対に退屈する時間を作らない!ことは大切で、
それは簡単には実現できないことである。
2楽章までは「歌」を中心にフレーズごとにふさわしいテンポをとりながら進んでいくが、
終楽章は一転、スピーディーで覇気に満ちた演奏となる。
裏面のハイドンの傑作60番も推進力のある快演。
終楽章の例のヴァイオリンのチューニングもデカイ音で朗々とやっている。

関連記事
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック URL
http://knapper2.blog.fc2.com/tb.php/86-18d53c22
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。