誰にも教えたくないレコードを聴く

アマチュア・オーケストラでヴィオラを弾いています。 過ぎ去りし日、森の中でクナッパーツブッシュのブルックナーの「ロマンティック」交響曲を聴いてこの世界に入りました。一曲を徹底的に聴き比べます。

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1790年のモーツァルト。いったい何があったのか。残された作品にあたるしかない。


米ヴァンガード OVC8024
弦楽五重奏曲第5番ニ長調KV593
1 ラルゲット-アレグロ 7:17
2 アダージョ 9:05
3 メヌエット(アレグレット) 4:50
4 アレグロ 3:18
グリラー四重奏団
ウイリアム・プリムローズ(ヴィオラ)
1959年録音
+KV516ト短調、アダージョとフーガKV546ハ短調


曲が凄いのか、演奏が凄いのか、異様な時間を過ごすことになった。
第1楽章はラルゲットの序奏が付いていて、
これはチェロと他3人が対話するようになっているが、チェロを重視した扱いは
同じ1790年に書かれた2曲のプロシャ王四重奏曲を思わせる。
この序奏は、楽章の終わりにコーダのように出てくるのが珍しいが、
なんといっても、そのあと出てくるアレグロが
たったの8小節でプチっと終わってしまうのが異常である。

第2楽章は華のない取りつく島のないアダージョだが、
この演奏では第1ヴァイオリンのグリラー氏の濃厚なボウイングが圧倒的。

第3楽章も旋律が濃厚だが、
第4楽章のスピードには肝を潰す!
小節線や拍もよく分からなくなるような暴走ぶりだ。
あっぱれ!

「疾走する悲しみ」KV516ト短調は、この演奏で昔から親しんできた。
KV546のフーガも、入魂の名演。

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