誰にも教えたくないレコードを聴く

アマチュア・オーケストラでヴィオラを弾いています。 過ぎ去りし日、森の中でクナッパーツブッシュのブルックナーの「ロマンティック」交響曲を聴いてこの世界に入りました。一曲を徹底的に聴き比べます。

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グリュミオーの弾くモーツァルトは大変な評判の良さで、
自身が主宰するトリオにヴァイオリン、ヴィオラのゲストを加えて録音した
クインテット全集は愛聴者が多いようだ。


Decca 470 950-2
モーツァルト:弦楽五重奏曲第5番ニ長調KV593
1 ラルゲット-アレグロ 10:14
2 アダージョ 7:24
3 メヌエット(アレグレット) 5:20
4 アレグロ 5:16
グリュミオー・トリオ
(アルテュール・グリュミオー、ジョルジュ・ヤンツェル、エバ・ツァコ)
アルバド・ゲレッツ(ヴァイオリン)、マックス・ルズール(ヴィオラ)
1973年録音
+弦楽五重奏曲全集、三重奏曲KV563


確かにグリュミオーの第1ヴァイオリンは存在感抜群で、
流麗かつ機敏、節度を保ちながら鮮度抜群の音楽である。
ただ、私としては、あまりに明るすぎ、健康的に進んでいく音楽に
あまり満足することはできなかった。

アダージョの短調部分は特に深みが足りない。
フィナーレはオリジナル版で快調なテンポだが、
表情が楽天的すぎる。
半音下降のテーマをスタカートで飛ばして弾いているが、
飛ばしてしまうと、半音で崩れていく異常さが薄れてしまうので
好ましくない。

どの五重奏曲も同様の健康路線。
グリュミオーに比べて、他のパート、特に五重奏曲の要というべき
第1ヴィオラの音色の魅力、存在感が乏しいのが問題である。

ただし、ディベルティメントKV563の弦楽三重奏は見事である。

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