独ヘンスラーのバッハ大全集が届きました。
ブリリアントの全集もあったのですが、統一感のあるこちらのプロジェクトを選びました。
リリングは結構好きだし。
大バッハの作品がいつでも聴けるということはこの上ない幸せです。
思えば、学生時分に、アルヒーフのバッハ大全集に憧れ、
当時出始めの500円玉貯金を始めたのでした。
このLPセットは20万円!
400枚集めて買うつもりだったのです。
・・・しかし、意思が弱い私です。
約100枚、5万円分貯まったところで遣ってしまったのです。
(伊メロドラム社から大量に発売されたヴァーグナーのオペラをまとめ買い)
今やCDも消耗品並の時代となり、十分の一の価格で大全集が買えるようになりました。
アルヒーフの厳然たる響きとは違いますが、
ようやく夢がかないました。
ここには音楽の全てが詰まっていると言えるでしょう!
172枚のCDのうち、1枚目のカンタータから聴いていくのがふさわしいのでしょうが、
今日は無性にオーボエの協奏曲が聴きたくなりました。
別冊のCDインデックスを繰り、131枚目をトレイに載せました。
CD131
J.S.BACH
○オーボエ・ダモーレ協奏曲 ニ長調 BWV 1053
○オーボエ・ダモーレ協奏曲 イ長調 BWV 1055
○オーボエ協奏曲 ト短調 BWV 1056
○オーボエ協奏曲 ニ短調 BWV 1059
○ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲 ハ短調 BWV 1060
インゴ・ゴリツキ - (オーボエ)
クリストフ・ポッペン - (ヴァイオリン)
シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
ヘルムート・リリング (指揮)
短調の3曲はもう最高です。
特に1060は昔から愛している曲です。
演奏にも十分満足できました。
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この大全集の内、カンタータの部が71枚組で安価なので、これを購入してあります。
いまだ最初の一枚(BWV1から3まで)聴いただけで、停滞中。
本当に輸入ボックスセットは安いですね。
聴くのに、なにかいい日本語の対訳または解説本が必要だなあと思っているところです。