誰にも教えたくないレコードを聴く

アマチュア・オーケストラでヴィオラを弾いています。 過ぎ去りし日、森の中でクナッパーツブッシュのブルックナーの「ロマンティック」交響曲を聴いてこの世界に入りました。一曲を徹底的に聴き比べます。

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日本ブルーノ・ワルター協会。
放送録音やSP復刻を独自に行い、
音源の珍しさ、演奏内容の素晴らしさはもとより、
音の良さでも定評があった。


日ブルーノ・ワルター協会 BWS1057
ベートーヴェン交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」
ブルーノ・ワルター指揮
ロスアンジェルスフィル
1951年
+交響曲第1番


ワルター唯一の「田園」ライヴ。
アナウンサーの実況に続いて、ベートーヴェンの第1が始まる。
続いて田園交響曲。

音は明瞭でなく、こまかいところはよくわからない。
ただ、1楽章中盤の例の24小節クレシェンドは激烈だし、
2楽章のヴァイオリンの歌もなかなか濃厚である。
ppの箇所でも、ここぞメロディーとなると、伴奏を意図的に押さえて
弦楽器がとろけるような歌を聴かせる。

4楽章「嵐」は低弦・打楽器の気合が入っていて良いが、
ピッチが2回ほど変動して気持ち悪い。

5楽章。第1ヴァイオリンのロマンティックな歌いぶりが印象的だ。
クサビ型のアクセントも、メロディーの途中にあるときにはなだらかに
弾き、縦型の音楽のときはきつく切って演奏させている。
同じffの中でも、4小節単位のフレーズで強弱をつけており、
ところどころさりげない寂しさを感じさせ
音楽に奥行きを与えているのはさすがである。
終演後の拍手に続いてアナウンサーが再び登場し、針を上げる。
ナマで聴いたら胸がいっぱいになるいい演奏会だったろう。

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