誰にも教えたくないレコードを聴く

アマチュア・オーケストラでヴィオラを弾いています。 過ぎ去りし日、森の中でクナッパーツブッシュのブルックナーの「ロマンティック」交響曲を聴いてこの世界に入りました。一曲を徹底的に聴き比べます。

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ショスタコーヴィチの本に影響されて、
晩年の室内楽が聴きたくなりました。

室内楽こそヴィオラの本領が発揮される世界です。
もう全てが「おいしい」領分に入っています。

BorodinQ_Schostakovich.jpg

弦楽四重奏曲第13番変ロ短調Op.138
Adagio-Doppio movimento-Tempo primo
ボロディン四重奏団
1971年


初演者ベートーヴェンQのヴィオラ奏者、ボリソフスキーに捧げられた、
ヴィオラ中心の珍しい曲。ヴァイオリン、チェロの持続音をバックに、
ヴィオラが繰り返し切り込んでいくシーンは衝撃的です。
ラスト、弱音で最高音にのぼりつめていくのはヴァイオリンではなくて
ヴィオラなのです。

druzhinin.jpg

ヴィオラ・ソナタハ長調Op.147
第1楽章 Aria-Moderato
第2楽章 Scherzo-Allegretto
第3楽章 Adagio-"In memory of the great Beethoven"
ドルジーニン(ヴィオラ)、ムンチャン(ピアノ)
1975年


初演者による録音。弦と弓の毛とのきしみやちょっとした間など、
隅々まで体に染み付いてしまって他のが聴けない。
同時代の気概がここでも圧倒的です。
冒頭ヴィオラ開放弦4本を使ったピッツィカートから始まる遺作。
風刺の利いた2楽章は、自身の未完成のオペラ『賭博師』 作品63から作られているようです。
圧巻は、ベートーヴェンの月光ソナタの音形が支配する長大な3楽章。
ヴィオラ1本で見事なフーガが展開します。


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