誰にも教えたくないレコードを聴く

アマチュア・オーケストラでヴィオラを弾いています。 過ぎ去りし日、森の中でクナッパーツブッシュのブルックナーの「ロマンティック」交響曲を聴いてこの世界に入りました。一曲を徹底的に聴き比べます。

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土曜の演奏会のメインは、カール・オルフの世俗カンタータ「カルミナ・ブラーナ」。
冒頭の気合の入った音楽が有名で、格闘技やサッカーの入場曲でおなじみです。
映画「インディー・ジョーンズ」の心臓えぐり出しシーンで流れるのが強烈でした。

このラテン語のカンタータ、あまり聴くこともなく、どちらかというと苦手な曲。
ケーゲルのCDがあったはずでしたが、探しても見つかりません。
LPは、ライトナーがあったはず。
ありました。
carmina1.jpg

『カルミナ・ブラーナ』(1936年)
『カトゥーリ・カルミーナ』(1943年)
『アフロディーテの勝利』(1950年 - 1951年)
の3部作、『トリオンフィ』(Trionfi、勝利)3枚組LPセットです。

ルート=マルガレート・ピュッツ(S)
マイケル・カズンズ(T)
バリー・マクダニエル(Br)
ローランド・ヘルマン(Bs)
ケルン放送合唱団 、テルツ少年合唱団
フェルディナンド・ライトナー指揮
ケルン放送交響楽団
1973年録音ステレオ
carmina2.jpg

熱さや迫力でなく、形の崩れない品のある音楽が延々続いていくライトナーらしい演奏です。
歌、特に合唱をしっかり聴かせる録音で、繰り返し聴くのにはいいようです。

対訳もスコアもないのでよくわからないため、ネットで調べます。

・ 全世界の支配者なる運命の女神
    01. おお、運命の女神よ (合唱)  
    02. 運命の女神の痛手を (合唱)
・ 第1部:初春に
    03. 春の愉しい面ざしが (小合唱)
    04. 万物を太陽は整えおさめる (バリトン独唱)
    05. 見よ、今は楽しい (合唱)
・ 芝生の上で
    06. 踊り (オーケストラ)  
    07. 森は花咲き繁る (合唱と小合唱)
    08. 小間物屋さん、色紅を下さい (2人のソプラノと合唱)
    09. 円舞曲:ここで輪を描いて回るもの (合唱)
      -おいで、おいで、私の友だち (小合唱)
    10. たとえこの世界がみな (合唱)  
・ 第2部:酒場で
    11. 胸のうちは、抑えようもない (バリトン独唱)
    12. 昔は湖に住まっていた (テノール独唱と男声合唱)
    13. わしは僧院長さまだぞ (バリトン独唱と男声合唱)
    14. 酒場に私がいるときにゃ (男声合唱)
・ 第3部:愛の誘い
    15. 愛神はどこもかしこも飛び回る (ソプラノ独唱と少年合唱)
    16. 昼間も夜も、何もかもが (バリトン独唱)
    17. 少女が立っていた (ソプラノ独唱)
    18. 私の胸をめぐっては (バリトン独唱と合唱)
    19. もし若者が乙女と一緒に (3人のテノール、バリトン、2人のバス)
    20. おいで、おいで、さあきておくれ (二重合唱)  
    21. 天秤棒に心をかけて (ソプラノ独唱)  
    22. 今こそ愉悦の季節 (ソプラノ独唱、バリトン独唱、合唱と少年合唱)
    23. とても、いとしいお方 (ソプラノ独唱)
・ 白い花とヘレナ
    24. アヴェ、この上なく姿美しい女 (合唱)  
・ 全世界の支配者なる運命の女神
    25. おお、運命の女神よ (合唱)

酒と女と愛を語った楽しくはかない曲なのですね。

この曲の愛好家、シロブタさんが選んだベスト10というのがありました・・・

第1位:ムーハイ・タン指揮ロイヤル・フランダース・フィルハーモニー管弦楽団 (1993年)
第2位:オイゲン・ヨッフム指揮ベルリンドイツオペラ管弦楽団 (1967年)
第3位:ヘルベルト・ケーゲル指揮ライプツィヒ放送交響楽団 (1960年)
第4位:マイケル・ティルソン・トーマス指揮クリーヴランド管弦楽団 (1974年)
第5位:ギュンター・ヴァント指揮北ドイツ放送交響楽団 (1984年)
第6位:クルト・アイヒホルン指揮ミュンヘン放送交響楽団 (1973年)
第7位:ミッシェル・プラッソン指揮トゥールーズ・カピトール国立管弦楽団 (1994年)
第8位:ジェームズ・レヴァイン指揮シカゴ交響楽団 (1984年)
第9位:アンドレ・プレヴィン指揮ロンドン交響楽団 (1974年)
第10位:小林研一郎指揮日本フィルハーモニー管弦楽団 (2003年)

出ているソフトは全て聴きこんでいる方のようで、説得力のあるリストです。
1位は、いったい何なのでしょう?中国人が振って、ベルギーのオケが初演地フランクフルトで演奏したライヴなのだそうです。
ディースカウが凄いという2位のヨッフム盤と、ポップとプライが出ている6位はぜひ聴いてみようと思います。
もちろん、3位ケーゲルも探し出さないと。




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