誰にも教えたくないレコードを聴く

アマチュア・オーケストラでヴィオラを弾いています。 過ぎ去りし日、森の中でクナッパーツブッシュのブルックナーの「ロマンティック」交響曲を聴いてこの世界に入りました。一曲を徹底的に聴き比べます。

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このところBeetovenばかりだったので、無性にドラマチックな曲が欲しくなる。
そこで・・・
米VOX PL10190
スメタナ 弦楽四重奏曲第1番ホ短調「我が生涯」
ボロディン 弦楽四重奏曲第2番ニ長調
エンドレス四重奏団

すぐれたオーケストラには必ず良いカルテットあり、だ。バイエルン国立歌劇場管の奏者で1950年にできたのが、エンドレスQだ。バルヒェットQの弟子にあたるそうだが、出てくる音楽はずいぶん違う。
チェロは重くならずに良く動き、ヴィオラは深い音でよく目立つ。セカンドVnはやる気十分で、ファーストVnのエンドレスはソリスティックな音楽を聴かせる。バランスがとても良く、これぞカルテットという感じ。
スメタナはやはり曲がいい!初恋の女性との思い出を語る3楽章は美しいし、曲頭のヴィオラのテーマが最後に戻ってくる展開もたいへん劇的。戻る直前の、作曲者の聾のきっかけとなる耳鳴りを表すVnの高いE音が異様。過去の思い出が伴奏音型のきざみによって、絶望的なものになっている。
ボロディンも、よくこなれた良い演奏。これも技術や音響でなく、歌や魂を感じさせる音楽になっている。3楽章のエンドレスの歌い方には思わず納得させられる。
この時代の素晴らしい演奏がCD化されるのはいつの日か。

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