誰にも教えたくないレコードを聴く

アマチュア・オーケストラでヴィオラを弾いています。 過ぎ去りし日、森の中でクナッパーツブッシュのブルックナーの「ロマンティック」交響曲を聴いてこの世界に入りました。一曲を徹底的に聴き比べます。

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日コロンビア OC-7317-PK(1LP)

モーツアルト
交響曲第36番ハ長調K425「リンツ」
交響曲第38番ニ長調K504「プラハ」
カール・シュールヒト指揮
パリ・オペラ座管弦楽団
1961年

実に久しぶりに聴いた。このレコードはステレオ録音。あわてて針をステレオ用のに取り替える。
オーボエやファゴットがきれいにバランスされているシューリヒトならではの響き。
fも大きさではなくて内側の緊張感で聴かせるシューリヒト流。

「リンツ」1楽章のアレグロはとても速く閃きに満ちた気持ちよい演奏。
シューリヒトは、3拍子系の楽章でいつも最高だが、やはり3楽章メヌエットが凄い。
とても強く音が弾んでいる。軍楽調といってもいいほどだが、実に音楽が生きている。
2楽章も速めで音色の変化に富んだ味わい深いもの。
第4楽章もところどころに即興性を感じさせるいい演奏だが、彼ならもっと速いテンポで
推進力をもってできたはずだと思う。

終楽章のチェックポイントは、
①(58小節)はさらりと入るが歌い方は絶妙。
②(73小節)は、旧版の楽譜のため2小節ずつスラーが切れており、
さらに切れ目でアクセントをつけて決然と入っているので、別世界からの響きか
と思わせるような音楽のつながりが切れてしまっている。
③(104小節)は、シューリヒトの最も得意とするパターン!
ホルン-オーボエ-ファゴットの転調は、せつなさが万感胸に迫る。

繰り返しは、やはりメヌエット1回目以外は省略、だが、
おっと、4楽章の前半を繰り返していた!
演奏時間=6:40/7:05/3:21/7:50

「プラハ」はワルターと並ぶ快速、鮮烈かつ千変万化、疾走する悲しみを実現した
最強の演奏。

CDも出ているはずです。

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