誰にも教えたくないレコードを聴く

アマチュア・オーケストラでヴィオラを弾いています。 過ぎ去りし日、森の中でクナッパーツブッシュのブルックナーの「ロマンティック」交響曲を聴いてこの世界に入りました。一曲を徹底的に聴き比べます。

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最もコケティシュで、最も女性らしく、最も清潔な声で、最もドラマティックで、
最も歌心に満ちたMimiであった、Lucrezia Bori。
1幕のアリア"Mi chiamano Mimi"をまとめてみる。

Lucrezia Boriの”Mi, chiamano Mimi”(Puccini”La Boheme”)について

① 1910 ; London Recording / IRCC L-7017(LP) 4:27 ○
② 1914.2.12 ; B14439-1(Victor 87181), 3:12 / Romophone 81016-2 △
③ 1914-15 ; Live (Victor 88475), 3:43 / The Radio Years RY36 △
④ 1922.9.26 ; C14477-11(Victor 88475), 3:59 / Romophone 81016-2 ○
⑤A 1926.5.5 ; CVE14477-13(Victor 6790A), 4:37 / Romophone 81017-2 ○
⑤B 1926.5.26 ; CVE14477-13(Victor 6790), 4:37 / Preiser LV298(LP) ○
⑤C 1928.1.4 ; CVE14477-13(HMV DB1644), 4:37 / Pearl GEMMCD9246 ○
⑥ 1937.6.6 ; Live, Otto Klemperer-The Los Angels Phil. 3:43 / Symposium 1204 △

○=最後のセリフ部分まではいっているもの
△=最後のセリフが入っていないもの

⑤ABCは同じ演奏である。データはおそらく1926年だろうが、日付までは不明。
年代順に編集してあるRomophone盤が最も信用できるか?
この演奏が最高峰である。
Pearl盤は針音を多く残し、声も強めに入っているが、びりつく部分もある。
Romophone盤はさすがMarstonの手による復刻でバランスの良い仕上がり。とても聴きやすい。
しかし、何といってもPreiserのLPがもっとも音がよい。目の前にBoriが出現する。
これを聴くと、最近の、オケばかり鳴り響いて声が埋もれがちな録音など聴く気がしなくなる。

③④は演奏時間が異なるが、SPのカタログ番号が同じで怪しい。でも、聴き比べるとあきらかに違う。
それに、③は最後のセリフ部分がないが、④にはある。これは⑤と比べて劇的な印象。

①はデビュー直後のもののようだが、ずいぶんプリマドンナ然としていて他のものとは雰囲気が違う。
これも時代の好みなのだろうか・・・

⑥は何とクレンペラーとのライヴ。EklipseのCDもこの演奏だ。
まったく衰えや年齢を感じさせない。さすが!

なお、全て伴奏はオーケストラである。

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