誰にも教えたくないレコードを聴く

アマチュア・オーケストラでヴィオラを弾いています。 過ぎ去りし日、森の中でクナッパーツブッシュのブルックナーの「ロマンティック」交響曲を聴いてこの世界に入りました。一曲を徹底的に聴き比べます。

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理想のMimiがLucrezia Bori嬢なら、理想のRodolfoはどなたでしょう・・・?
Boriの時代=オペラの黄金時代に活躍し、Boriとデュエットで「麗しの乙女」も録音している
英国のスター、John McCormackが真っ先に浮かぶ。
もう何を歌ってもマコーマック流。一聴してそれとわかる甘く個性的な声、歌い回し。
言葉が明瞭で力みも一切ない。音が動いてるときの心地よさがなんとも言えない。

英SYMPOSIUM 1163
John McCormack international opera star

1曲目のMozartがいきなり凄い!
"Don Giovanni"の"Il mio tesoro"が軽く、コロコロと転がるように進んでいく。
イタリア語は原語で歌うが、WagnerやBizetは英語で歌われる。
"Meistersinger"の優勝歌は"Morning was gleaming"というタイトルになる。
こういうさわやかでメロディの美しさがよくわかる歌を聴いてしまうと、
深刻ぶったヒーロー気取りの歌や、細部や余韻を強調した緊張を強いられる歌は
聴く気がしなくなる。
"Carmen"の花の歌も同様に実に良い。

お目当てのRodolfoは3曲。
「冷たき手を」、Boriとの「麗しの乙女」、マルチェッロとの二重唱だ。
全ての単語に歌心が込められ、どこをとっても気持ちがよくすがすがしい。
テンポが早めで流れが良いのも特徴だ。
録音機を前にしているからこれだけ余裕で歌えるのだろう。
大劇場ではどうだったのだろうか。

最後は、"Tosca"の「星は光りぬ」で終わる。
良い1枚だ。

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