誰にも教えたくないレコードを聴く

アマチュア・オーケストラでヴィオラを弾いています。 過ぎ去りし日、森の中でクナッパーツブッシュのブルックナーの「ロマンティック」交響曲を聴いてこの世界に入りました。一曲を徹底的に聴き比べます。

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ハイドン疾風怒濤期の傑作短調交響曲の39番ト短調。
ようやく鮮烈なディスクに出会った。
ハイデルベルグ交響楽団自主制作CDだろうか。

アダム・フィッシャー盤とはまた違った音符の処理が実に面白い。
強弱もいろいろ考えられているが、テヌートやスラーを効果的に使っているのが良い。
フィッシャーがクレッシェンドしているところ(1楽章38-39小節)で逆に弱くし、
次のヴァイオリンの入りで一瞬の間をとっているところが印象的。
中間楽章も適当に流していないのが好ましい。2楽章後半のGPも効果的。
サウンドもキンキンしすぎず、明快で良い。

最高なのは、メヌエットの最後。
主部メヌエットのテーマが繰り返されて・・・と思いきや、装飾の嵐!!
素晴らしい!!全くの変奏曲になっている!
古楽器時代の到来は過去の出来事でもうすでに珍しくない。
これからの古典音楽は即興の時代だ!

反復の処理は、2楽章後半と3楽章ダカーポ後のメヌエットを省略している。
終楽章後半は、一瞬終わったかと思わせて、一瞬遅れてリピートするという心にくい演出。
チェンバロは1楽章のフォルテのところから入る。
全てのフレーズを追求し尽くした現在最高の演奏。他のは全てナマぬるくきこえてしまう。

ハイドンのニ短調34番、クワンツのフルート協奏曲、ボッケリーニのニ短調交響曲(6番)
が併録されている。

ハイドン:交響曲第39番ト短調(5:40/3:59/3:38/4:37)他
トーマス・ファイ指揮
ハイデルベルグ交響楽団
2001年7月シュタッダーレ・フランケンザール録音

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