誰にも教えたくないレコードを聴く

アマチュア・オーケストラでヴィオラを弾いています。 過ぎ去りし日、森の中でクナッパーツブッシュのブルックナーの「ロマンティック」交響曲を聴いてこの世界に入りました。一曲を徹底的に聴き比べます。

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


ハイドンの交響曲39番ト短調。
ブリュッヘン盤はすでに廃盤。
友人に聴かせてもらう。

木管の全音符が強烈に響く彼らしい響き。
テヌートなど音符の処理は良く考えられた演奏。
ざわざわした疾風怒濤の感じもよく出ている。
楽章の最後を遅くして収めるようにするのはいまひとつ。
トリオが早いテンポで明るく生き生きと奏されるのが印象的。
終楽章も高速演奏で名人芸を披露する。

ハイドン:交響曲第39番ト短調(1994年録音)
51番変ロ長調、41番ハ長調、35番変ロ長調
フランス・ブリュッヘン指揮
18世紀オーケストラ

(追加)反復処理は、2楽章後半と3楽章ダカーポ後のメヌエットを省略している。

///////////////////////////////////////////////////////

さらに同曲、ピノックのCDを聴く。
こちらもピリオド楽器、チェンバロ入りの演奏。
どこをとっても文句のない出来だが、面白くない。
ハイドンに必要な、「次はどうなる!?」というワクワク感がなく安定しすぎている。

ハイドン:交響曲第39番ト短調(1989年録音)
35,38,59,26,49,58,41,48,65,43,51,52,42,
44,46,45,47,50番
トレヴァー・ピノック指揮
イングリッシュ・コンソート

この曲の愛好家としては、やはり、全集または多くの曲のうちの一つ、ということでは
物足りない。モーツアルトに影響を与えたト短調の凄みを積極的に表してほしい。
その点、全集中の1曲だが、アダム・フィッシャーの強弱処理、ファイの装飾と間の取り方、
呼吸感は素晴らしく、ついで、ザルツブルクの演奏会で60番とともにわざわざこの39番を
取り上げたヴェーグが光っている。

あとは何とかホグウッド盤を探すことにする。

関連記事
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック URL
http://knapper2.blog.fc2.com/tb.php/267-177bc7a5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。