誰にも教えたくないレコードを聴く

アマチュア・オーケストラでヴィオラを弾いています。 過ぎ去りし日、森の中でクナッパーツブッシュのブルックナーの「ロマンティック」交響曲を聴いてこの世界に入りました。一曲を徹底的に聴き比べます。

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オイゲン・ヨッフムのお兄さんでしたっけ?=ゲオルク・ルートヴィヒ・ヨッフムのシューベルトを聴く。
オケは、「北ドイツ・フィル」となっているが、NDRとは違うのだろうか?
米Monitor社のLPはなかなか作りがしっかりしていて音もまともで、
音源もユニークなものが多く信頼できる。


第1楽章はリピート省略。導入のAdagioは56秒で標準的なテンポ。
使用楽譜はもちろん旧版で、第1楽章157~180小節が現行版より18小節長くなっている。

印象的なのは、ヴァイオリンの全音符の美しさと意味深さ。
例えば1楽章121小節以降のppの部分だが、2小節にわたってわずかにふくらませて
音楽に奥行きを与えている。全体、1stヴァイオリンの音がたいへん美しい演奏だ。

また、録音のせいか、弦のキザミも明確に聴き取ることができる。
1楽章145小節以降の2ndヴァイオリンのキザミの下の音がラ-ラ#-シと半音ずつ上がるところを
強調しているのがユニーク。他の演奏では感じられないもので、シューベルトらしくてとても良い。
1楽章305小節で冒頭の楽想が出てくるところでは、直前の4小節でテンポを落とし、
自然に遅い音楽に接続している。

2楽章は全体的にたいへん神秘的で美しいが、最後の114小節以降、ぐっとテンポを落とし、
とても息の長いクレッシェンドを聴かせ、まるでブルックナーのように雄大な呼吸をとっているところが
圧倒的。オイゲンとともにブルックナーを得意とした彼の面目躍如だ。

シューベルト:交響曲第1番ニ長調D.82(9:05/8:10/4:20/5:45)
併録=第3番ニ長調D.200
ゲオルク・ルートヴィヒ・ヨッフム/北ドイツ・フィル
Monitor MCS2121 (STEREO)

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