誰にも教えたくないレコードを聴く

アマチュア・オーケストラでヴィオラを弾いています。 過ぎ去りし日、森の中でクナッパーツブッシュのブルックナーの「ロマンティック」交響曲を聴いてこの世界に入りました。一曲を徹底的に聴き比べます。

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8418円でハイドンの交響曲全集が買えるとは、ホントにいい世の中になったものだ。
ニンバスから出ていた頃からちょびちょび買ってその鮮烈な演奏に感服していたのだが、
この39番は持っていなかったので、ニンバス盤を売り払って念願の全集を購入。

アダム・フィッシャー。平凡な職人指揮者かと勝手に思いこんでいたのだが、
2001年のバイロイト、前年の「リング」を振った後急死したシノポリの後を継いで
2004年まで振り続けた「リング」があまりにも素晴らしく、大ファンになったのだった。
モーツアルトの「リンツ」交響曲とハイドンの「時計」交響曲を収めたライヴCDRも
追求度の高いヴィヴィッドな演奏で、
ヴァーグナーのオペラと古典派の交響曲のいずれもが良いという不思議な魅力をもった音楽家だ。

ハイドン:交響曲全集
アダム・フィッシャー指揮オーストリア・ハンガリー・ハイドン管弦楽団
1987-2001年録音 33CD

オケがまた素敵。
ウイーンフィル、ウイーン響、ハンガリー国立響のメンバーによるスペシャル・ハイドン・オーケストラ。

39番ト短調を聴く。ハイドンの交響曲は譜面にはあまり指示が書いてなく、
書いてあるとおりに演奏しても全く音楽が生きず、どうやら当時の音楽家の常識のようなことは
譜面に書き込まれていないのだそうだが、フィッシャーはいきなり初めの小節から
内声のキザミを猛烈にクレッシェンドさせていて驚かされる。
その他どこをとっても生ぬるいところは一箇所もなく、ハイドンの実験精神の良く伝わる
新鮮な音楽になっている。
ただ、1楽章のテンポはいくらなんでも速すぎるような気がする。

反復記号の処理は、2楽章の後半、3楽章ダカーポ後のメヌエットを省略している。
チェンバロは入っていない。

この39番は2001年の録音となっているが、この全集、概ね新しいものほど上出来なようだ。

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