誰にも教えたくないレコードを聴く

アマチュア・オーケストラでヴィオラを弾いています。 過ぎ去りし日、森の中でクナッパーツブッシュのブルックナーの「ロマンティック」交響曲を聴いてこの世界に入りました。一曲を徹底的に聴き比べます。

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願ってもない素晴らしい企画のCDに出会う。
「シュトルム・ウンド・ドランク2」と題して、古典派のト短調交響曲を3つ収録している。
ハイドンの39番に影響されて作られたのが、有名なモーツアルトの「小ト短調」25番。
この2曲を続けて聴きたかった!

独TACET 33
「シュトルム・ウンド・ドランク2
○モーツアルト:交響曲第25番ト短調KV183
○ハイドン:交響曲第39番ト短調(6:23/3:54/3:21/5:26)
○ヴァンハル:交響曲ト短調(アレグロ・モレラート/アンダンテ・カンタービレ/メヌエット-トリオ/フィナーレ-アレグロ)
ライプツィヒ・ザクセン室内管弦楽団
ヨハネス・モーザス指揮
1992年録音

このオケは、ライプツィヒ放送響の若手メンバーによって作られたものらしい。
編成は上から、4-4-3-2-1とちょうどいい感じ。
どの曲も、優秀な録音であることも手伝って、響きの美しい深みのある音楽となっている。
推進力や意外性、実験精神は乏しいが、フレーズを大きく捉えているのが特徴か。
1~2小節単位で強弱をつけたりせず、ゆったりふくらませてスーッと弱くして終わる。
盛り上げ方よりも、収め方に細心の注意が払われている。
いくつも39番を聴いてきたが、初めて聴く解釈も多くありワクワクするひとときであった。
ヴァンハルの交響曲は初めて聴くが、ヴァイオリンソロとヴィオラソロが協奏風にかけあう
2楽章が素晴らしい。このソロを聴く限り、この楽団、かなりの腕前とみた。

反復処理は、2楽章後半、3楽章ダカーポ後のメヌエットを省略、という標準的な形。
チェンバロは入る。2、3楽章で、フレーズの終わりに細かな音符の装飾を入れているのが印象的。
選曲、演奏、録音、装丁、4拍子揃った素敵なCDだ。

ト短調といえば、この他、モーツアルトの40番があるわけだが、以降、有名曲でト短調がないのが
とても不思議。これほど特徴的でメッセージの強烈な曲をうむ調なのに。カリンニコフの1番が
そうらしいのだが未聴。

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