誰にも教えたくないレコードを聴く

アマチュア・オーケストラでヴィオラを弾いています。 過ぎ去りし日、森の中でクナッパーツブッシュのブルックナーの「ロマンティック」交響曲を聴いてこの世界に入りました。一曲を徹底的に聴き比べます。

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シーボムは、現役引退後、1967年にアトランタの南部地域オペラカンパニーの代表を務め、
1968年には、サンフランシスコ州立大学のオペラワークショップのディレクターを努めたそうだ。
米国で後進の指導にあたり、現在でもサンフランシスコで教えているのだそうだ。

引退の年、1967年(49歳)の記録を聴く。


ヴァーグナー:「トリスタンとイゾルデ」
ハンネ・ロワ・クーセ(イゾルデ)、ブランシュ・シーボム(ブランゲーネ)、
グルーバー(トリスタン)、ヴィナイ(クルヴェナール)
フィラデルフィア歌劇場
ウイリアム・スミス指揮
1967年1月25日
PONT PO-1026


まごうことなきシーボムの声だが、さすがに年齢を感じさせる瞬間が多い。
メト以上に録音バランスが悪く、声が手前に出てこなくて隔靴掻痒。
含み声や余韻が命の歌い手だけに致命的だ。
「ブランゲーネの警告」など、歌が遠くの方で鳴っていて(劇の進行上仕方がないが)、
歌詞もほとんど聴き取れない。
オケの音も堅めでヴァーグナーに必要な「エロス」がない。
トリスタンも暗い声で冴えないし、張り切って声を出しているイゾルデにも今ひとつ
魅力がない。
バイロイト等で活躍したテナー=ラモン・ヴィナイがバリトン役で出ているのが面白い。

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