誰にも教えたくないレコードを聴く

アマチュア・オーケストラでヴィオラを弾いています。 過ぎ去りし日、森の中でクナッパーツブッシュのブルックナーの「ロマンティック」交響曲を聴いてこの世界に入りました。一曲を徹底的に聴き比べます。

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字幕付きでないとわかりにくいリヒャルト・シュトラウスのオペラ。
アリアドネをみる。


リヒャルト・シュトラウス:序幕付き全1幕のオペラ「ナクソス島のアリアドネ」
(台本:ホフマンスタール)
セーナ・ユリナッチ(作曲家)、レリ・グリスト(ツェルビネッタ)、
ヒレブレヒト(アリアドネ)、トーマス(バッカス)、
シェフラー(音楽教師)他
ウイーン・フィルハーモニー管弦楽団
カール・ベーム指揮
ギュンター・レンネルト演出
1965年8月21日、ザルツブルク祝祭小劇場
129分
TDK TOBA-0068(DVD)


60年代のウイーンフィルがまず生き生きとしている。第1ヴァイオリンは6名で弾いていて、
ソロの部分も多い。この曲が好きだったベームの指揮も堂に入っている。
ベームが好んだ理由は、
・序幕の雰囲気
・名セリフを含んだホフマンスタールの台本
・モーツアルトを思わせる音楽
だったらしい。

別々に上演するはずだった悲劇(アリアドネ)と喜劇を今すぐミックスして同時に上演しろ!
という指令が出る。モ-ツアルトが「ドン・ジョヴァンニ」で実現した悲劇(セリア)と喜劇(ブッファ)
の融合がテーマになっている。

また、「コシ・ファン・トゥッテ」ばりに、女はずっと一人の男を想い続けられない!ことや、
音楽とは何か?ということもテーマになっている。

何と言っても重要なのは喜劇役者のツェルビネッタで、序幕で頑なな作曲家の心を動かすシーンや
劇中で歌う長大なアリア「偉大なる女王さま」は、音楽的にも内容的にも、そして技巧的にも圧倒的だ。
この上演でのグリストはベームのお気に入りの歌手だったそうだが、とってもチャーミング。
グルヴェローヴァのような技巧派の歌手よりずっとかわいくて良いと思う。(写真左)
終演後にひときわ大きな歓声を浴びている。
このオペラのソフトを選ぶなら、ツェルビネッタ役を最も重視したい。

作曲家も、このオペラでまともにものを考えている重要なキャラクターだが、男装してのユリナッチが素晴らしい。
(写真右)

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