誰にも教えたくないレコードを聴く

アマチュア・オーケストラでヴィオラを弾いています。 過ぎ去りし日、森の中でクナッパーツブッシュのブルックナーの「ロマンティック」交響曲を聴いてこの世界に入りました。一曲を徹底的に聴き比べます。

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1944年11月に初めてブランゲーネでメトの舞台に上がったシーボム。
史上最も気品のある同役といえる。まとめてみると、


①1945年(27歳)ワイスマン指揮RCAビクター管
RCAビクター スタジオ録音 「ブランゲーネの警告」のみ

②1949年(31歳)ペルレア指揮 
METライヴ録音 トラウベル(イゾルデ)、メルヒオール(トリスタン)             

③1950年(32歳)ライナー指揮
METライヴ録音 トラウベル(イゾルデ)、ヴィナイ(トリスタン)

④1952年(34歳)フルトヴェングラー指揮フィルハーモニア管
HMVスタジオ録音 フラグスタート(イゾルデ)、ズートハウス(トリスタン)

⑤1955年(37歳)ケンペ指揮
METライヴ録音 ヴァルナイ(イゾルデ)、スヴァンホルム(トリスタン)

⑥1958年(40歳)シュティードリー指揮
METライヴ録音 ハーショー(イゾルデ)、ヴィナイ(トリスタン)

⑦1967年(49歳)スミス指揮
フィラデルフィア歌劇場ライヴ録音 クーセ(イゾルデ)、グルーバー(トリスタン)


やはり52年のHMV録音が歌のニュアンスが聴き取れて良い。フルトヴェングラーの指揮も全曲の統一感があってケルト的な響きでかけがえがない。ただ、主役は全盛期を過ぎており、純粋な声の悦びは後退する。
「ブランゲーネの警告」だけとれば、やはり若い45年のスタジオ録音が最高だ。

ライヴでは、50年のライナーの生命力に富んだ活気あるテンポでの上演が素晴らしく、
主役とのかけ合いもこれが最もスリリング。トラウベルの声も魅力的だ。
55年と58年の記録も生々しさのある生きた上演となっている。

今後発掘を期待したいものは・・・
○1944年11月28日METデビュー公演(トラウベル、メルヒオール)ラインスドルフ指揮
・・・何といってもデビューですから・・・
○1945年2月3日MET公演(ヴァルナイ、メルヒオール)ラインスドルフ指揮
・・・若いヴァルナイとメルヒオール・・・
○1946年12月13日MET公演(トラウベル、スヴァンホルム)ブッシュ指揮
・・・ブッシュの指揮に期待・・・
○1947年11月26日MET公演(シュリーター=デビュー、ローレンツ)マーティン指揮
・・・ローレンツに、透明な声が期待できるシュリーター・・・
○1948年1月3日MET公演(トラウベル、メルヒオール)ブッシュ指揮
・・・この年はこのメンバーでたくさん上演。評判がよかったのでしょう・・・
○1949年1月6日MET公演(トラウベル、ローレンツ)ブッシュ指揮
・・・やはりローレンツは聞き逃せない・・・
○1951年1月22日MET公演(フラグスタート、ヴィナイ)ライナー指揮
・・・ライナーにフラグスタート・・・
○1953年3月21日MET公演(トラウベル=最終、スヴァンホルム)シュティドリー指揮
・・・トラウベルのラストパフォーマンス・・・

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