誰にも教えたくないレコードを聴く

アマチュア・オーケストラでヴィオラを弾いています。 過ぎ去りし日、森の中でクナッパーツブッシュのブルックナーの「ロマンティック」交響曲を聴いてこの世界に入りました。一曲を徹底的に聴き比べます。

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『琥珀色のラヴリー・ヴォイス』と言われたフォン・シュターデ。
モーツアルトのアンサンブルに入ったり、フランスものを歌って素敵な声を聴かせる人で、
結構好きな声だった。

このCDは、主題に関連のある第1交響曲との組み合わせなのは良いが、
オーマンディ/フィラデルフィアじゃなあ・・・ということで買い控えていたのだった。
しかし、失敗だった!
交響曲はフィラデルフィアだが、お目当ての歌曲は英国ロンドンフィルの演奏なのだった。


RCA
マーラー:さすらう若人の歌
◎フレデリカ・フォン・シュターデ(メゾ・ソプラノ)(33歳)、
アンドリュー・デイビス指揮ロンドンフィル
1978年 ロンドン、アビーロード・スタジオ
(+交響曲第1番ニ長調「巨人」(「花の章」つき)=オーマンディ/フィラデルフィア管)


1945年生まれのフォン・シュターデ、33歳の声はとっても素晴らしい!
シーボム同様、マイルドで力みが全くなく、音がよく持続してどの音符も大変美しい。
耳元で聴かせてもらっているようなシーボムに対して、こちらは声が空中に漂い空にのぼっていく感じ。
高音でやや音色が変化するが、この若々しい声の魅力は絶大なものがある。
きれいだが印象が弱いというイメージをもっていたが、各曲の描き分けも見事で心に響く演奏だった。
A・デイビス指揮のロンドンフィルも大変美しい音を出している。
ハープやトライアングルがきれいに響いている。

一方、メインの交響曲は予想通りの凡演で、全く面白くない。
1楽章のあとに、「花の章」が挿入されている。
3楽章の弦のソロがおっ、と思わせる美音を聴かせるが、生気にも乏しく、買えない演奏だ。
フォン・シュターデだけで1枚組んで欲しかった。オリジナルはマーラー歌曲だけで1枚のLPだったはず。

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