誰にも教えたくないレコードを聴く

アマチュア・オーケストラでヴィオラを弾いています。 過ぎ去りし日、森の中でクナッパーツブッシュのブルックナーの「ロマンティック」交響曲を聴いてこの世界に入りました。一曲を徹底的に聴き比べます。

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録音機の不調で第1幕の途中で失敗しやる気がなくなるが、
気を取り直して最後まで聴く。


第3夜「楽劇“神々のたそがれ”」      ヴァーグナー作曲
               (第1幕:2時間01分44秒)
               (第2幕:1時間07分50秒)
               (第3幕:1時間20分18秒)
     ジークフリート…(テノール)スティーヴン・グールド
             グンター…(バス)ラルフ・ルーカス
         アルベリヒ…(バリトン)アンドルー・ショア
        ハーゲン…(バス)ハンス・ペーター・ケーニヒ
        ブリュンヒルデ…(ソプラノ)リンダ・ワトソン
        グートルーネ…(ソプラノ)エディット・ハラー
           ヴァルトラウテ…(ソプラノ)藤村実穂子
       第1のノルン…(アルト)ジモーネ・シュレーダー
       第2のノルン…(アルト)マルティーナ・ディーケ
        第3のノルン…(ソプラノ)エディット・ハラー
  ウォークリンデ…(ソプラノ)フィオニュアラ・マッカーシー
       ウェルグンデ…(ソプラノ)ウルリケ・ヘルツェル
  フロースヒルデ…(メゾ・ソプラノ)マリナ・プルデンスカヤ

                (合唱)バイロイト祝祭合唱団
              (管弦楽)バイロイト祝祭管弦楽団
            (指揮)クリスティアン・ティーレマン
  ~ドイツ・バイロイト祝祭劇場で収録~
                    <2007/8/1>
  (バイエルン放送協会提供)


ワトソンはよく劇を理解し細かい部分まで演技をしていたそうだが、音だけで聴くとやはり声自体の魅力も薄く言葉の明瞭さもいまひとつ、強音部も余裕が感じられず、楽しめない。
グールドのジークフリートも、この作品では声が明るすぎる気がする。
藤村実穂子さんがヴァルトラウテで出ており、第1幕の出番はバックの音楽にも重要なライトモチーフが頻出することもあって、格別な聴き所になっていた。

ティーレマンの指揮は、楽譜の細かいところにこだわりをもっているのはわかるが、表面的で意味深さがなく、この作品ではテンポも不安定で乱れる箇所も結構あった。時折入る「ブルックナー休止」もさほど効果がなく、緊張感や雰囲気を向上させるに到っていない。
オケを鳴らすことや楽譜の指定をおおげさに表現することより、ドラマの表出、劇の進行、心理の掘り下げといったことを重視してほしい。デビューの頃の新鮮な切れ味も、場慣れしてきたことで薄れてきており、バレンボイムのような張りぼて演奏になってしまうことを危惧する。

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