誰にも教えたくないレコードを聴く

アマチュア・オーケストラでヴィオラを弾いています。 過ぎ去りし日、森の中でクナッパーツブッシュのブルックナーの「ロマンティック」交響曲を聴いてこの世界に入りました。一曲を徹底的に聴き比べます。

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古くからの愛聴盤を久しぶりに取り出す。


アルカディア CDGI 751.1
ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」(第2稿ノヴァーク版)
セルジュ・チェリビダッケ指揮
シュトゥットガルトSDR響
1966年、ステレオライヴ


驚きその1
開始早々、1番ホルンの音色に驚かされる。何かフランスの一流の奏者のような音色である。
彼の出番はいつも印象的だ。

驚きその2
1楽章365小節(M)、ホルンの第1主題にフルートがかぶるところ。ブルックナーでは、5番もそうだし、よく出てくるパターンだが、チェリの場合、ここが特別な聴かせどころとなっている。テンポを落とし、異様な緊張感が漂う。他の演奏では接することのできない空間である。

驚きその3
2楽章193小節(M)からのテンポを落とした雄大なクライマックス。ヒタヒタと迫る畏怖の気配。チェリの得意技だ。これでこそ、第1ヴァイオリンの細かい音型が生きてくる。Pの
ラングザマーでほぼ元のテンポに戻る。

驚きその4
フィナーレのコーダ。高弦の6連譜のトレモロにアクセントを付ける!そして、圧倒的なクレッシェンドとチェリの気合いの叫び声!あまりに個性的で、決まりすぎて誰も真似できない。

運動性がスポイルされて、あまり好きになれないチェリのブルックナーだが、この頃はまだ、
テンポの切り替わりも見事で推進力もあって良い。

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