誰にも教えたくないレコードを聴く

アマチュア・オーケストラでヴィオラを弾いています。 過ぎ去りし日、森の中でクナッパーツブッシュのブルックナーの「ロマンティック」交響曲を聴いてこの世界に入りました。一曲を徹底的に聴き比べます。

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パリのブルックナー。
素晴らしかったヘレベッヘ/シャンゼリゼ管に続くフランスのオケでの「ロマンティック」だ。
これまで良いと思った演奏はほとんどがスタジオ録音であり、
このような海賊CDR盤は手を出さない方が良いのだろうが、
指揮が堂々たるドイツ音楽の巨匠ザンデルリンク、
90年代のフランス・ライヴとくればどうしても聴いてみたくなる。


米World Music Express WME-S-CDR-1094
ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」(第2稿ハース版)
(20:19/16:31/11:33/23:11)
クルト・ザンデルリンク指揮
パリ管弦楽団
1992年


エアチェックのノイズが入り、はじめの方は音が揺れたりするが、低音楽器が良く鳴るなかなかのサウンドだ。コントラバスは余程人数が多いのだろうか、圧倒的な存在感である。バスが入るときとそうでないときの響きが全く違っている。ppの部分でも生々しい音楽である。ティンパニも低音が凄く、地鳴りのようである。パリ管は、ミュンシュのときもそうだが、ドイツ風の響きを出すのがうまい。

バスに限らず、弦も管も表現力を全開にしており、ヴィオラなんかも第2楽章をはじめとして濃厚な弾きっぷりである。全開といっても、テンシュテットのように動的なものではなく、テンポ設定やバランスなどは冷静なのが良い。トリオはオーボエが吹いている。

フィナーレは、第1主題=普通、第2主題=遅め、第3主題=速め、という設定で、主題の性格の違いを際だたせていて素晴らしい。どこをとっても充実した音楽となっており、移行部分などの工夫もたっぷりで感動の演奏会記録だ。

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