誰にも教えたくないレコードを聴く

アマチュア・オーケストラでヴィオラを弾いています。 過ぎ去りし日、森の中でクナッパーツブッシュのブルックナーの「ロマンティック」交響曲を聴いてこの世界に入りました。一曲を徹底的に聴き比べます。

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オリンピックも佳境に入り、柔道が終わった。塚田選手の決勝は本当に残念だった。
何度も帯が解けてその都度スタミナ回復を図っていた中国選手と対照的に、
塚田選手の潔さに心をうたれた。JUDOではなくて柔「道」を感じた希有の時間だった。
ありがとう、塚田選手!

今日はヒストリカルなスコッチを聴く。


ターラ TAH370/371(2×CD)
メンデルスゾーン:交響曲第3番イ短調Op.56「スコットランド」
シュターツカペレ・ドレスデン
ルドルフ・ケンペ指揮
1952年7月15日スタジオ録音(スプラフォン)
(+ヴァーグナー:「ローエングリン」第1幕への前奏曲
 +シューベルト:交響曲第8番ハ長調「ザ・グレート)


2枚目。「ローエングリン」と「スコッチ」の組み合わせがいい。
どちらも幻想的な霧の中、白馬の騎士がお似合いだ。
この曲のCDはほとんどが「イタリア」交響曲との組み合わせになっているのでとても新鮮だ。


2曲とも、モチーフをはっきり浮かび出させ、曲想に応じて微妙にテンポを変動させる面白い演奏だ。
名オペラ指揮者、ケンペの安っぽくない高貴なクライマックスに胸がいっぱいになる。

この年代のドレスデン、第1ヴァイオリンの表現力が抜群だ。
第3楽章アダージョの主題は本当に見事。
他の弦もそうだが、右手の弓にしっかり圧力をかけた濃い音が素晴らしい。
ヴィオラなど、5人で弾いていた18世紀オケとは大違いの存在感だ。
入り組んだポリフォニックな場面も、各パートの室内楽的な緊張感が光る。

終楽章の最後、アレグロ・マエストーソ・アッサイへの入り方も良い。
音楽が静かにゆったりと沈んでいき、クラ、ファゴット、ホルン、ヴィオラによる主題が
厳かにはじまる。
霧にかすんだ城から聖杯騎士がでてくるようなイメージ。まさにローエングリンだ。

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