誰にも教えたくないレコードを聴く

アマチュア・オーケストラでヴィオラを弾いています。 過ぎ去りし日、森の中でクナッパーツブッシュのブルックナーの「ロマンティック」交響曲を聴いてこの世界に入りました。一曲を徹底的に聴き比べます。

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


当時の常識破りの濃厚なヴィオレッタを歌ったメキシコでのマリア・カラス。
この頃のヴィオレッタといえば、「ラ・ボエーム」のミミのようにリリック系の軽い声のソプラノが歌って評判をとっていたそうである。そんな中、この役に気迫と情熱を漲らせたカラスの歌と演技は聴衆の度肝を抜いた、とのことである。

カラスの椿姫ではこれが最も初期の録音。各社から出ているCDはいずれもひどい音質で、ピッチが低いのだそうだ。2008年に出たMYTOのCDはピッチが修正されているのいうので、これを買って聴くことにした。


MYTO 2CD00134(2×CD)
ヴェルディ:「椿姫」全曲
マリア・カラス(ヴィオレッタ)
チェーザレ・ヴァレッティ(アルフレード)
ジュゼッペ・タッディ(ジェルモン)
オリヴィエロ・デ・ファブリティース指揮
メキシコ、パラシオ・デ・ベラス・アルテス
1951年7月17日


第1幕から確かに音は悪い。しかも、前奏曲が欠落していて翌52年のもので埋めてあるという話も聞く。が、カラスの吸引力ある声はやはり見事で、ファブリティースの指揮も劇的でよく弾み、楽しいひとときが過ごせて良かった。ヴァレッティの声は軽くてヴェルディ向きではない。名歌手タッディの歌もここでは何かひっかかりが多くていま一つ。2週間前の「アイーダ」がBJRのLPで十分満足できる音だったのに、この音の悪さは本当に残念である。やはり翌52年の方が良いようである。

CDの発売状況は・・・
MELODRAM CDM26019 (1990)
MELODRAM GM 2.0015-10CD (1997)
ARCHIPEL ARPCD 0018(2001)
FONO ENTERPRISE 1029.30 (2001)
MYTO 2 CD 00134 (2007)

関連記事
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック URL
http://knapper2.blog.fc2.com/tb.php/124-e5915e71
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。