誰にも教えたくないレコードを聴く

アマチュア・オーケストラでヴィオラを弾いています。 過ぎ去りし日、森の中でクナッパーツブッシュのブルックナーの「ロマンティック」交響曲を聴いてこの世界に入りました。一曲を徹底的に聴き比べます。

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ブログ村のヴィオラカテゴリーに登録したので、少しはヴィオラのことも書かないと。
あまたのオーケストラ曲の中で、ヴィオラ奏者にとって”おいしい”曲について考えます。

1 ベートーヴェン
 第3「英雄」はなかなかです。1楽章にcで始まるヴィオラ独特のパッセージがあるし、2楽章や4楽章のフーガも声部が独立していて燃えます。4楽章では、ヴァイオリンが休んでヴィオラが駆け回る変奏もあります。第5の2楽章はヴィオラとチェロが旋律を弾きます。また、盛り上がる4楽章冒頭は音が切れている他のパートを尻目に、最強のきざみで譜面が埋め尽くされています。第6「田園」では、4楽章「嵐」が収まり、5楽章にかけてのくだりがヴィオラならではで、轟音から牧歌への橋渡しをします。第9でも、3楽章第2主題を第2ヴァイオリンとヴィオラが出しますし、4楽章の歓喜の主題の2コーラスめ、対旋律の3コーラスめのヴィオラは素晴らしいです。また、あの2重フーガの前、天上の調べから星のきらめきにかけてのヴィオラは本当においしいです。
 でも、ベートーヴェンで一個所というなら、第7の2楽章冒頭かなあと思います。第5同様チェロと一緒に旋律を出すのですが、第5はチェロ中心に聞こえるのに対し、不思議なもので第7はヴィオラの音が効いています。ヴァイオリンの裏で弾く対旋律もまさに絶品です。この第7は、他にも第2ヴァイオリンと一緒に暴れまくる箇所がたくさんあるなど、ヴィオラの様々な良さが引き出されています。さすがベートーヴェンです。ヴィオラなど中声部を生かすのがうまい、モントゥー/ロンドン響の録音で聴きたいです。

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