誰にも教えたくないレコードを聴く

アマチュア・オーケストラでヴィオラを弾いています。 過ぎ去りし日、森の中でクナッパーツブッシュのブルックナーの「ロマンティック」交響曲を聴いてこの世界に入りました。一曲を徹底的に聴き比べます。

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はじめてアーノンクールのレコードを聴いた時は衝撃的だった。
確かモーツアルトのプラハ交響曲だったが、
25分程度の洒落た曲くらいに思っていたのが、
LP両面で1曲の(リピートを省略しないため)鮮烈な大シンフォニーである
本来の姿に接して腰を抜かしたものである。

出始めのころは、「ハルノンクール」と表記されていたが、
モーツアルトに続いて出たハイドンの交響曲も全て目から鱗の素晴らしいものだった。
31番「ホルン信号」など愛聴盤だ。

そのアーノンクールの天地創造、1986年録音の旧盤を聴く。


テルデック8.35722(2×CD)
ハイドン:オラトリオ「天地創造」全曲
エディタ・グルヴェローヴァ(ガブリエル、イヴ)
ロバート・ホール(ラファエル、アダム)
ジョゼフ・プロチュカ(ウリエル)
ニコラウス・アーノンクール指揮
ウイーン交響楽団
アーノルト・シェーンベルク合唱団
1986年4月10-11日ウイーン・コンツェルトハウスでのライヴ録音


初版で正しい演奏をするのだ!
という意気込みがあらゆる箇所に感じられる鮮烈な演奏だ。
短いスタッカートの処理や、強拍重視のバロック的処理、
フーガの入りを弱く入る、など平凡な箇所は1箇所もないと言える。

N響の茂木さんの本で、
「私は曲の終わりが予知できる能力があった・・・」というところがあり、
彼は交響曲は、最後の音がとても重要だ、最後の音のために演奏している、
と考えているようだが、
このアーノンクールの天地創造こそ、最後の音=「アーメン!」の『メン!』
が最も美しい!!
『アー』をフォルテ、『メン』をピアノ、比で言うと、10:5というところか。
長く余韻に浸ることができる。

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