誰にも教えたくないレコードを聴く

アマチュア・オーケストラでヴィオラを弾いています。 過ぎ去りし日、森の中でクナッパーツブッシュのブルックナーの「ロマンティック」交響曲を聴いてこの世界に入りました。一曲を徹底的に聴き比べます。

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マーラー生誕150年・没後100年を記念して、全作品のディスコグラフィー付きの本が出た。


音楽之友社
コンプリート・ディスコグラフィー・オブ
グスタフ・マーラー


さすがに海賊盤は載っていないが、海外盤は載っており、
LPとCDの番号も詳しく書かれていて良い。
「名盤」ということで115のディスクが紹介されている。
ありきたりのチョイスではあるが、結構長い文章で紹介されており、
参考になる情報も結構あってよかった。

学生の頃、6番を友人と3人で集めて分析したことがあり、
その6番のディスコグラフィーを眺めているととても懐かしい。
3人で分担してディスクを集め、
中間楽章の扱いや終楽章の3つめのハンマー、ヴァイオリンのオクターブ上げなどについて調べ、
リストを作り管弦楽団の部室に貼り出した。
当時は、確かテンシュテット/ロンドンフィル(スタジオ録音)のディスクが出た頃で、
これは非常に強力な演奏で驚いたものだが、
3人が一致して「最高!」と評価したのが、
2つあるミトロプーロスのうち、1955年のニューヨークフィル・ライヴだった。
(しばらく手に入らなかったが、最近廉価で発売された。)
このとき、3人で苦労しても手に入らず悔しかったのが、
・アドラー/ウイーン交響楽団
・コンドラシン/レニングラードフィル
だったのを覚えている。
あれ以来集めていないが、今や、当時の倍以上のソフトが世に出ている。
演奏の好みも少し変わってきたような気がする。

ディスコグラフィーをめくりながら各曲の愛聴盤を並べてみよう。
マーラーの場合、一つはまるものに出会うと他は必要ない感じがしてしまう。
それも、初めに聴いた演奏にはまることが多い気がする。


第1:ワルター/コロンビア響 1961年
第2:メータ/ウイーンフィル 1975年
第3:バルビローリ/ベルリンンフィル 1969年
第4:テンシュテット/ロンドンフィル 1982年
第5:レヴァイン/フィラデルフィア管 1977年
第6:ショルティ/シカゴ響 1970年
第7:クレンペラー/ニューフィルハーモニア管 1968年
第8:ノイマン/チェコフィル 1982年
第9:レヴァイン/フィラデルフィア管 1979年
大地の歌:ワルター/ウイーンフィル(デッカ) 1952年


マーラーの演奏史において、
メンゲルベルク、ワルター、クレンペラー、シェルヘンあたりを第1世代とすると、
クーベリック、バーンスタイン、ショルティ、カラヤン、テンシュテット、
バルビローリ、ノイマン、ハイティンク、ケーゲルが第2世代、
メータ、アバド、レヴァイン、シノポリ、シャイーが第3世代、
ラトルなどが第4世代ということになろうか。

私の場合、第2~3世代の演奏が懐かしく、体にしみついている。
今度、廉価でレヴァインのセット(1,3,4,5,6,7,9,10番)が
発売されるということなので楽しみである。
あまり騒がれないし、指揮者としてあまり好きなタイプではないのだが、
フィラデルフィアとの9番は本当に美しい!

ショルティやメータなど、どちらかというと嫌いな指揮者なのだが、
マーラーでは随分楽しませてもらっている。
オケも普段はほとんどヨーロッパのものしか聴かないが、
マーラーではアメリカのオケのお世話になっている。
不思議なものである。

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