誰にも教えたくないレコードを聴く

アマチュア・オーケストラでヴィオラを弾いています。 過ぎ去りし日、森の中でクナッパーツブッシュのブルックナーの「ロマンティック」交響曲を聴いてこの世界に入りました。一曲を徹底的に聴き比べます。

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演奏会記録にはあるが、聴けないもの・・・
フルトヴェングラーの振ったハイドンの「天地創造」!聴きたい!!

ハイドン:天地創造
イルムガルト・ゼーフリート(ガブリエル、エヴァ) 
ワルター・ルートヴィヒ(ウリエル)
ボリス・クリストフ(ラファエル、アダム)
ルツェルン音楽祭管弦楽団・合唱団
指揮:ウイルヘルム・フルトヴェングラー
1949年8月27日、28日

得意の曲ばかりに出演していたザルツブルク音楽祭と違って、ルツェルン音楽祭では毎年異なる興味深い選曲なのである。この1949年に振った「天地創造」はおそらく生涯唯一の演奏機会。録音は残っていないのだろうか?おそらく各部の終曲などは第九同様の魂の爆発が聴けると思われるし、「光あれ」でも強烈なメッセージを発していたことだろう。

そんなフルトヴェングラーの「天地創造」。いまや想像する他はない。
このヨッフム盤は、状況からいって最もフルトヴェングラーに近い体験ができる!?
ところはフルトヴェングラーも度々来ていたミュンヘン。
バイエルン放送響をヨッフムが振ったライヴだ。(放送録音?)
ときはおよそ2年後の1951年。いまだフルトヴェンラー存命中のドイツ国内の記録である。
また、なんと言ってもソプラノとテノールは同じ人が歌っているのがミソ。
バスは何とヴァーグナー歌いとして有名なハンス・ホッターである。
51年のホッターといえば、まだ若い。
7年前に「さまよえるオランダ人」の放送録音に表題役で出演し、
魔神のような歌を聴かせたが、そのときの熱気がここでも感じられる。


Golden Melodram GM4.0055(2CD)
ハイドン:天地創造
イルムガルト・ゼーフリート(ガブリエル、エヴァ) 
ワルター・ルートヴィヒ(ウリエル)
ハンス・ホッター(ラファエル、アダム)
バイエルン放送交響楽団
指揮:オイゲン・ヨッフム
1951年4月27日


うんうん、いい感じ!きっとフルトヴェングラーのもこの路線だったろうと思わせる
劇的かつ重厚な演奏。若きホッターの勢い、有り余る表現意欲は素晴らしい。
1小節ごとにルバートする第1曲からドラマティックで、
各幕終曲など盛り上がるところでドカンと爆発する。
曲ごとにテンポも様々で実に面白いが、フルトヴェングラー様式の急激なアッチェレランドは
さすがに聴かれない。

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