誰にも教えたくないレコードを聴く

アマチュア・オーケストラでヴィオラを弾いています。 過ぎ去りし日、森の中でクナッパーツブッシュのブルックナーの「ロマンティック」交響曲を聴いてこの世界に入りました。一曲を徹底的に聴き比べます。

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 はじめてベートーヴェンの後期の弦楽四重奏を聴いていた頃、最晩年の難解な大傑作ということで必要以上にびびっていたが、この15番作品132は、他の諸作と比べてわかりやすい構成で割と自然に入っていけた記憶がある。5楽章のテーマは第九交響曲に使われる予定だった、なんていう話もあって興味も持てたし、3楽章の病が癒えたときの神への感謝というのもわかりやすかった。他の楽章も構成としては古典的なたたずまいをもっていたので自然に聴けた。
 こんど友人たちとこの曲をやろうということになったのでいろいろ聴いて豊かな世界を味わうことにする。
 日曜に友人からDVDをもらった。アルバンベルクQの実演映像だ。決まりに決まった演奏で、どのプレーヤーも迷いがなくよく揃っていて、熱も入っている。舞台やホールもいい雰囲気で音も映像もクリアーで素晴らしい。ボーイングやアンサンブルのとりかたなどえらく参考になる。どの楽器の音も実によく聞こえ充実している。感謝!
 ピヒラー氏はほんとうまいが、無表情。音も軽めでヴァイオリンらしいうねりや深みがないのが良くない。やはり友人が言っていたが、「この人たち、ほんとにベートーヴェンが好きだっていう感じがしないんだよね」・・同感である。そういうものを超越した美感や高みを目指し、実現しているのだろうけど、そこまでとぎすまされていなくても、四重奏の良さは表現できると思っている。

必要以上にうますぎて雰囲気が出せていないシリーズ・・・
・カラヤン/ベルリンフィルが演奏する「君が代」
・最近のプロオケが演奏する伊福部昭の「ゴジラ」の音楽

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