誰にも教えたくないレコードを聴く

アマチュア・オーケストラでヴィオラを弾いています。 過ぎ去りし日、森の中でクナッパーツブッシュのブルックナーの「ロマンティック」交響曲を聴いてこの世界に入りました。一曲を徹底的に聴き比べます。

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古都金沢が舞台の切ないドラマ。
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先日、TVで日活全盛期を振り返る番組をやっていて、
メインは石原裕次郎なのですが、
ブロマイドの売り上げでは、吉永小百合に勝っていたという、
松原智恵子さんの清楚な美しさに参ってしまいました。
ご本人も出演されていて、
一番思い出に残る作品は?
に対して答えたのがこの作品でした。

早速レンタルして鑑賞しました。
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1967年日活
監督: 西河克己 
舟木一夫 松原智恵子 島田正吾  風見章子 

セーラー服姿にはじまり、和服姿もよくお似合いです。
意に沿わない嫁入りを経て、
視力を失い、愛する人との再会、そして、死。
彼女の魅力が全開です。 
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「ラピュタ阿佐ヶ谷」で今日まで上映するというので行ってきた。
1階でチケットを買うと、半券に志保さんが載っていてびっくり。
ラピュタ型の建物を2階に上がり客席へ。
全48席のちいさなシアターだ。
ちなみに3階はレストランで、その名も「山猫軒」!
クリーム塗られてたべられちゃいそう・・・


古都憂愁 姉いもうと 1967年(S42)/大映京都/カラー/90分

■監督:三隅研次/脚本:依田義賢/原作:川口松太郎/撮影:武田千吉郎/音楽:小杉太一郎 
■出演:藤村志保、若柳菊、長谷川明男、八千草薫、伊藤栄子、船越英二、河内桃子、藤岡琢也

京の老舗料亭“とと喜”の暖簾を守る姉娘。妹には幸せな結婚を望んでいたが、彼女の婚約者から愛を告白され…。三隅研次が抒情豊かに描きあげた秀作メロドラマ。初主演の藤村志保が男に傾斜していく女の性を好演。


京の町並み、自然、ちょっとした小物類、それになにより京料理の数々!
ほんのりいい気分にさせてくれる。
一方、志保さんをめぐっては心配させられる状況が続く。
凛とした料理人としての包丁さばきと看板を背負う姉としての威厳、
変な男に告られてクラっときたり、酒が大好きで酔ったら自制が効かなくなったり、
する危なさ。
男性陣にいまひとつ魅力がないが、志保さんの魅力が満喫できる作品だ。
口三味線で自ら伴奏しつつ歌うシーンは時間が止まったかのようだ。
共演者では、やはり八千草薫さんがお茶目で大人の可愛さでとても良かった。
DVDでの発売を心待ちにしたい。



樋口一葉原作の、「十三夜」「大つごもり」「にごりえ」をDVDで観賞する。
(1953年新日本映画社)

姿・所作の美しさと、逆境でも明るさと活きを失わない久我美子主演の
「大つごもり」が素晴らしい!
弐円をくすねたことがまさに発覚しようとするその瞬間、
鳥肌が立つようなラストシーンが・・・

丹阿弥谷津子の演技が光る「十三夜」も、はかないラストシーンだ。
このあとは読者のご想像にお任せします、という一葉の声が聞こえてくるようだ。


数少ない藤村志保さんの主演映画。VHSで入手し、DVDに焼いて鑑賞する。


なみだ川
1967.10.28大映京都
監督:三隅研次
若柳菊 細川俊之 戸浦六宏 藤原釜足 安部徹 玉川良一
おしず役


山本周五郎の「おたふく物語」が原作。
世間知らずの姉、おしず役ははまり役。
階段から落ちて痛がるシーン、店中の失笑を買うシーンなど
お茶目な場面から、細川俊之と愛を交わす場面や
兄を刺そうとする場面まで、
藤村志保さんの演技がたっぷり楽しめる。


眠狂四郎シリーズ、
藤村志保さんの登場は第2作から。
音楽は残念ながら伊福部さんではない。


眠狂四郎勝負
1964.01.09大映京都
三隅研次監督
市川雷蔵 藤村志保(采女役) 高田美和 久保菜穂子 
加藤嘉 成田純一郎
シリーズ第2作


この役はとてもいい。
初め笠を被って顔が見えないのが次第に表情や声が露わになってくる。
事情があって敵対していた雷蔵に対しても、
次第に情が通っていく変化の過程がとても良い。
銭湯男湯で雷蔵が襲われるが、女湯から采女が刀を渡し、事なきを得る。
ここは、入浴シーンが全くないのがちと残念。

大魔神第1作のヒロイン=高田美和さんがかわいい蕎麦屋の娘役で出ていて、
これは雷蔵と交わす笑顔がとても可愛い。

勧善懲悪の筋立てで、雷蔵の表情もニヒル一辺倒でなく、
シリーズ中評判の良い作品である。

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